地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

第2回パブリック・レクチャーを行いました。

2019年9月25日、アジスアベバ科学技術大学のレッドカーペットホールにて第二回パブリックレクチャーを開催しました。今回は本プロジェクトメンバーの安原教授(愛媛大学)、澤村准教授(京都大学)が地盤工学に関する講演を行いました。2時間の発表後、フロアとのディスカッションが行われました。

講演の冒頭では、京都大学の松隈俊佑研究員がMNGDプロジェクトについて紹介しました。

京都大学の澤村康生准教授は、古紙を原料とするセルロース系土質改良材(セルドロン)を用いて水を多く含んだ泥を処置する技術について話しました。

名古屋工業大学の岩井裕正助教が土質改良材のデモンストレーションを行いました。

愛媛大学の安原英明教授は、生体触媒反応を介したセメンテーションによる地盤改良技術について発表を行いました。

地震の液状化対策として期待されている技術で,発表後には聴衆から多くの質問を受け活発な議論を行いました。