地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

宮崎大学にて研究会を開催しました。

2024年5月27日、2024年度の国内研究会を宮崎大学にて開催しました。研究代表の木村先生と各題目のリーダー、その他の先生が参加した他、最終年度の研究会ということで、主幹の淺枝先生とJSTの古川さんも出席されました。午前中は各題目の活動報告が行われ、コロナ禍を挟みながらも、工夫して研究を進めてきたことを確認し、今後、どのように研究をまとめていくかを話し合いました。

午後は宮﨑大学構内に敷設した実験圃場に赴き、愛媛大学で安原先生らが作成した疑似ブラックコットンソイルを用いた実物大走行実験を見学しました。一行は粘性土の上を実際に車が走った後にできる轍を見たり、設置された土壌水分計、傾斜計などを確認したりしました。

その後、再び室内に戻り、エチオピアの松隈研究員とも繋いで、今後の活動計画について確認しました。残り10か月ほどという限られた活動期間にできるだけカバーし、研究成果を上げるため、それぞれの課題をしっかりと確認しました。