地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

第2回JCC(Joint Coordination Committee)を開催しました。

2020年8月17日(月)、第2回JCC(Joint Coordination Committee)をリモート開催しました。参加者は、京都大学から木村亮教授、重田眞義教授、金子守恵准教授、澤村康生准教授、宮﨑祐輔助教、また若松文貴、池田あいの、松隈俊佑、萩原卓也、赤木悟、宮崎大学から亀井一郎教授、福林良典准教授、佐藤聡平、愛媛大学から安原英明教授、名古屋工業大学から岩井裕正助教、アジスアベバ科学技術大学からギルマ副学長、シサイ研究科長、フィツム助教授、在エチオピア日本大使館から枝村暢久氏、JICAより松山剛士氏、鈴木雅弘氏、中島葉子氏、アベバワルク氏が出席しました。残念ながらジンカ大学、エチオピア道路公社のメンバーは通信状況不良のため、欠席となりました。

開会にあたり、木村先生とシサイ先生がスピーチを行い、この困難な現状の中でも色々なオンラインのツールを利用してコミュニケーションを取りながら、計画を着実に進めて行く意志を確認しました。

本会の前半では松隈研究員が現在のエチオピアと日本におけるCOVID-19の感染状況と、これに伴う渡航制限が継続する見通しを共有し、その中での各題目の活動予定を具体的に確認しました。本会に先立って作成された活動報告書の内容についても承認されました。

本会の後半では、情報交換とディスカッションを行いました。アジスアベバ科学技術大学の詳細な状況や、有用植物の調査計画の具体案、現在のエチオピアでの移動手段の検討、奨学生の受入について協議をしました。今後のエチオピア道路公社とのリモートミーティングの開催や、車両の管理と利用方法などの課題を確認しました。その後、JICAと大使館の方々から、本プロジェクトがCOVID-19を乗り越えて、エチオピアの発展に寄与することを期待するコメントをいただき、閉会となりました。