地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

第5回CAAS公開講座を開催しました

2022年2 月19日(土)、京都大学アフリカ地域研究資料センター(CAAS)、SATREPS「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」プロジェクト共同主催の「2021年度アフリカ地域研究資料センター公開講座」、最終回となる第5回が、Zoomの生配信で開催されました。
今月も会場を設けず、オンラインのみの開催となりましたが、多くの方に参加いただき、ご質問もたくさんいただきました。

今回の講師は澤村康生先生(京都大学工学研究科・准教授)。「在来植物でアフリカの道を直す」と題し、ご自身の研究からアフリカでのこれまでの活動をご紹介いただいた後、「セルドロン」がどのように土質改良をおこなうのかについて詳しくご説明いただき、エチオピアの在来植物からセルドロンと同じ効果を持つ改質材を作るというMNGDプロジェクトの実験の進捗についてご報告いただきました。

専門的な内容ながら、受講生からは大変分かりやすかったという感想と、今後への期待の声が寄せられました。

この回を持って、MNGDプロジェクト・シリーズとして開講した今年のアフリカセンター公開講座は終了しましたが、また準備ができ次第、京都大学OCWにて公開予定です。
たくさんのご参加ありがとうございました!