地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

今月のMNGDプロジェクト

4月のMNGDプロジェクトの活動

◆各題目の研究活動  

題目1)
・3月末よりAASTUでもブラックコットンソイルの物性を把握するための実験を開始。
・宮﨑大学でもひきつづき留学中のAlemshet氏と特殊土の物性把握実験中。
・4/7にオンライン会議を開催。改良したブラックコットンソイルの道路配置について議論。次回は5/13に開催の予定。  

題目2)
・粉砕機の納品が遅れているAASTUでは、別のクラッシャーにて粉体化を試みている。
 またFood Engineering Labにて採集した候補植物のセルロース値をテスト中。
・愛媛大学において、留学中のFreihaileab氏と粉体化した植物の吸水機能実験を実施中。 

題目3)
・昨年度実施した題⽬3道路補修デモ施⼯の成果を「ZAIRAICHI 3」(2021.3.30 発⾏)にて刊行。全国の図書館などにも納本。現在、京都大学リポジトリ (KURENAI)公開準備中。
・4/15にオンライン会議を開催。プロジェクト業務の現地コンサル依頼についてや、ERAとのワークショップ実施再開についてなどを協議。


  ◆プロジェクト全体の研究活動  

・エチオピアでの研究体制の整備:松隈研究員(3/5〜5/1 エチオピア滞在) 
・4月16日 エチオピア・⽇本合同オンライン会議開始(次回は5月21日開催予定)
・4月19日 プロジェクト全体会議を実施(次回は 5月17日開催予定)
・4月に京都大学へ編入学したエチオピアの3名のプロジェクトメンバーについては、まだビザの関係で来日できず、リモートで研究活動を開始。

引き続き、感染症に注意しながら、日本の各大学、エチオピアの各大学との間で、密に連絡を取り合い、研究活動を進めていきます。