地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

第3回JCCを開催しました。

2021年10月4日(月)、第3回JCC(Joint Coordination Committee)をオンラインにて開催しました。昨年度の第2回JCCに続き、今年度もリモートでの開催となりました。5年間の中間年である本年は、中間研究報告会も同日に開催し、日本エチオピア双方から関係者が40名出席しました。京都大学、宮崎大学、愛媛大学、名工大、アジスアベバ科学技術大学、ジンカ大学、エチオピア道路公社のプロジェクトメンバーに加えて、JICAエチオピア事務所、JICA本部、JSTと、埼玉大学の研究主幹にもご出席いただきました。

開会にあたり、研究代表の木村教授(京都大学)とアジスアベバ科学技術大学のアブラハム副学長がスピーチを行い、コロナ禍以降、事業の実施が容易ではない状況が続いているものの、オンラインツールを活用し、日本エチオピア双方の研究者が活動を継続していることを称えながら、引き続き事業を継続していく意思を確認しました。

JCCの前半では事業を開始してから2年半経過した時点までの日本側の活動実績とエチオピア側の活動実績を確認した上で、残りの期間で何を実施するか協議をしました。

JCCの後半では、プロジェクトの題目1、2、3について、日本エチオピア双方から活動実績と研究成果を発表しました。各題目の活動について、JCCの場で横断的に意見交換できたことは今後の活動を深めていく中で非常に有意義な時間となりました。研究主幹からも、質疑とコメントを多くいただきました。エチオピア側の研究者チームも非常によく取り組んでおり、成果が出始めていることを評価いただき、エチオピア側の研究者にもよい刺激となりました。