地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

MNGDプロジェクト公開講演会を実施しました

2025年1月24日(金)、京都大学稲盛財団記念館において「MNGDプロジェクト公開講演会」を開催しました。会場には高校生や大学生などを含む40名を超える参加者が集まり、オンラインでは中学生を含む50名以上が参加しました。

講演会は2部構成で行われました。第1部では、プロジェクトのチームリーダー3人が、ブラックコットンソイルの特性や植物素材の選定、成果の社会実装について一般の方にも分かりやすく解説しました。エチオピアに渡航して研究の現場を体験した学生5名を交えた討論がおこなわれ、参加者からも多くの関心が寄せられました。

題目1のリーダー、福林准教授(宮崎大学)
題目2のリーダー、安原教授(京都大学)
総合司会の松隈研究員と題目3のリーダー、金子准教授(京都大学)
プロジェクトの活動紹介ポスター
総合討論のファシリテーター、澤村准教授(京都大学)と題目リーダーたち
MNGDプロジェクトでエチオピアに滞在した学生・OBからの質問コーナー

第2部では、プロジェクト代表の木村亮特任教授/名誉教授(京都大学)と副代表の重田眞義特任教授/名誉教授(京都大学)が長年のアフリカでの経験をもとに対談し、アフリカで道をつくる活動を通じて得られた発見や課題について学生からの質問に答えながら議論が交わされました。

木村特任教授/名誉教授(京都大学)

重田特任教授/名誉教授(京都大学)

講演の最後には、今後もプロジェクトの取り組みが続いていくことが伝えられ、参加者一同、大きな期待とともに講演会を終えることができました。MNGDプロジェクトはこれからも活動を続け、さらなる成果を目指していきます。

この講演会の内容はオンデマンド配信をする予定です。視聴方法についてはあらためてご案内します。