地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

今月のMNGDプロジェクト

MNGDプロジェクトでは、プロジェクト開始時より、京都大学アフリカ地域研究資料センター(以下、アフリカセンタ―)の教員会議にて毎月、研究活動報告をしています。 今月は、前回のアフリカセンター会議日(1月6日)から今回の会議(2月8日)までに取り組んだ研究活動について報告しました。

各題目の研究活動報告

題目1)・宮崎大学に留学中のAlemshet氏と特殊土の物性把握実験中。

題目2)・AASTUでは改良材の候補となる植物を選定するためさまざまな種の植物体を採取(合計約300kg)。
・愛媛大学に留学中のFreihaileab氏と、粉体化した植物の吸水機能実験中。

題目3)・ジンカ大学と毎火曜Zoomミーティングを実施。
・ERA(エチオピア道路公社)の道路建設マニュアルを精読するワークショッ プを複数回開催。
9/25と10/30に実施担当者とのワークショップを開催。次回開催日時を調整中。

プロジェクト全体の研究活動報告

・1月20日 JICAのエチオピア短期渡航者向け渡航再開関連説明会に参加。
 安全情報を共有しながら、今後のエチオピア渡航に関し、研究員の渡航を検討中。
・1月26日 プロジェクト全体会議を実施
・1月27日 次年度計画所をJSTへ提出。
・2月7日 国際ワークショップ・ポスターセッション(The role of on-site research for innovation & STEAM education)において、MNGDプロジェクトで一つの研究発表セッションを開催。メンバー5名が発表。
・来年度、MNGDプロジェクトが担当するアフリカセンターの公開講座について準備を進める。

引き続き、日本の各大学、エチオピアの各大学との間で、密に連絡を取り合いながら、研究活動を進めていきます。