地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」

ジンカ大学実験室にて基礎実験を実施

土質試験を実施する福林准教授(宮崎大学)(右から2番目)

2024年12月30、31日とジンカ大学の実験技師とともに、実験室で基礎的な土質試験を実施しました。2020年にジンカ大学に搬入した基本的な実験器具は5年経過した現在でもきちんと活用されています。プロジェクトを開始した当初は、実験室のカギの管理・保有者とコンタクトをとるのに時間がかかるなど、基礎的な実験すら実施するのに一つ一つ障壁がありました。今ではジンカ大の助教にスケジュールを伝えれば、不便なく実験が実施できるようになり、MNGDプロジェクトは、ジンカ大学の能力強化にも大きく貢献できたことを実感します。プロジェクト終了後も実験機器を有効活用するよう実験技師にお願いしてジンカ大学の実験室の活動を終了しました。